人生、楽しまないとMOTTAINAI

自分なりに人生を少しでも楽しみたいと思い、ブログをはじめました。

今夜、ロマンス劇場で

先日の映画「祈りの幕が下りる時」を観て、もっと映画が観たいなと思いAmazon Prime Videoを立ち上げたところ「今夜、ロマンス劇場で」がトップに出てきました。

主演の綾瀬はるかさんは、きれいでかつコミカルな役もこなすお気にいりの女優さんだったので、すぐに視聴しました。

最初の方は、この展開ありえないなと思いながらも、鑑賞を勧めていくうちにそんな違和感はすっかり忘れてしまい、白黒で映画館のスクリーンに映る綾瀬さんの荘厳なお姫様の美しさに見とれ、その後のカラーでレトロなファッション・スタイルの綾瀬さんもまたきれいで、オードリー・ヘップバーンローマの休日を思い起こしました。オードリー・ヘップバーンローマの休日で魅せられてからのファンです。.

 

ストーリーは、白黒とカラー、スクリーンの外と中とで展開されていくのですが、この映画も1時間半過ぎあたりから泣きモード、うるうる系でした。

まあ、いつもどおりの綾瀬はるかさんの美しさ、可愛さに魅せられたのですが、セリフとしては劇中映画スターで登場する俊藤龍之介演じる北村一輝さんの言葉がグッと来ました。

龍之介さんが撮影所で綾瀬はるかさん演じる美雪さんがいろいろあって元気がない姿を見たあと、別に日に同じ撮影所で坂口健太郎演じる健司さんがふさぎ込んでいる様子を観て、龍之介さんがすれ違いざまに健司さんに向かって言ったセリフです。

龍之介さんは歌舞伎の連獅子姿で少しコミカルな出で立ちでしたが、そのギャップからなのでしょうがとても胸を打たれました。

 

 
  男が簡単に下を向くな
  男の視線は常に未来
  好きな女との未来を見つめて生きるものさ
  下を向いてたら今しか見えないぜ
 
 
 
映画や小説はこういう、日常ではちょっと出てこない言葉に出会えるのがいいですね。